どこかと夜と蹴球と

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どこかと夜と蹴球と

[328]homare：2010/05/16(日) 22:02:11
岡田さんが監督をするというのであれば、この23人は極めて妥当な23人だと思います。
岡田さんがやってきたサッカーを体現するには最適の23人と言ってもいいかもしれません。
でもすごい批判してる人がいましたよね。どうしてそこまで否定的になれるの？という人もいましたよ。
物事を全否定するには、それなりの根拠が必要だと思うのですがどうでしょうか。
彼らは一体何の資格があって批判してるんでしょうか。どういう根拠に基づいて批判してるんでしょうか。
そしてどういう責任の下で文章を書いているのでしょうか。そこのところがイマイチよくわかりません。
「私は第11節までのＪリーグ95試合を全て見たが、この選手が選ばれないのはおかしい」
とかいうような書き方をしてる人は一人もいなかったと思います。
岡田さんの人選を批判している人は、本当にＪリーグをしっかりと見ているのでしょうか？
リーグＭＶＰだのリーグ得点王だの、そんな肩書だけで語るなら、専門家ではなくてもできます。
サッカー評論家だったら、もっとプレーの本質そのものに言及してもらいたいものです。
あるいは「私はＷ杯を５大会に渡って現地取材したが、このチームはここに問題がある」
というような書き方をしている人もいなかったように思います。
Ｗ杯があって、そのために人選があって、その角度から批判しているというよりは、
とりあえず好きなメンバーが入っていないから批判している、というように見えるのです。
順番が逆ですよね。まずＷ杯ありきで考えなければならないはずです。
そしてそんな根拠が薄弱な文章を書いている人ほど、言葉だけはやたら過激なんです。
自分の意見をより強くアピールしたいというときに、論理を補強するのではなく、
ただ言葉を過激にしているだけの文章。過激さでしか強さを与えられないような文章。
私はそういった文章を書く人が嫌いです。
サッカーに愛のない人が書いた文章というのは下品です。
愛のある人の批判というのは、必ず自分の文章に対する謙虚さと責任感というものが感じられます。
そういったものは、意外と読んでいてはっきりとわかるものです。

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