どこかと夜と蹴球と

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どこかと夜と蹴球と

[337]homare：2010/06/12(土) 22:29:07
【W杯2010　予選グループB】
韓国　２－０　ギリシャ
「アジア病」
この言葉は今でも欧米のサッカー記者の間では使われているのでしょうか？
最終ラインや中盤では比較的安定したプレーを続けているのに、
いざゴール前で決定機をつかむと、落ち着きを失くして信じられないようなミスを犯してしまう。
アジア各国の決定力の無さを嘆いた（笑った？）言葉としてよく使われていましたが。
しかしながらこの試合では完全に立場が逆でした。
かたや欧州の中堅国（？）の一つであるギリシャ。
W杯のキャリアは韓国以下ですが、一応2004年の欧州王者です。
堅いディフェンスと高さをいかしたセットプレーが脅威であるという噂でしたが・・・・・。
そのギリシャに対して韓国は貫禄さえ感じられるような試合運びを披露しました。
ボールキープにおいてもパス回しにおいても、そしてゴール前での落ち着きの面でもです。
ゴール前で決定機を向かえそうな時に戸惑うのは、ギリシャの選手の方でした。
逆に韓国の選手は各局面において迷いのないプレーが多かったです。
明らかに韓国の選手の方がギリシャの選手よりも「サッカーを知っている」という感じでした。
韓国もＷ杯で勝てない時代が長かったのですが、そういった暗黒時代は終わりましたね。
上手くて強くて速くて、そしてプレッシャーの中でも普通にプレーできる選手が多い。
ナイジェリアをうっちゃって決勝トーナメントに進出する可能性は低くないと思います。

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