どこかと夜と蹴球と

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どこかと夜と蹴球と

[339]homare：2010/06/13(日) 01:09:25
ですが時は流れて2000年代に入ると、欧米の各国もフィジカルが向上しました。
もはやアフリカ勢がその部分で大きなアドバンテージを得ることは難しくなったように思います。
この試合でもその傾向は十分窺えたのではないでしょうか。
もはやナイジェリア選手のフィジカル能力は、アルゼンチン選手と大きく変わりません。
そうなった場合に、ナイジェリアは相手を打ち倒すだけのプラスアルファを持たないのです。
結果としてナイジェリアはさしたる見せ場を作ることなくあっさりと敗れてしまいました。
フィジカル以外に「これがナイジェリアのサッカー」というものを見せない限り、
Ｗ杯では今後も苦戦は続くのではないでしょうか。
見ていてちょっと欧州南米の強豪に勝てそうな雰囲気が感じられませんでしたから。
話は変わってアルゼンチン。
センターバックを４枚並べた４バックは確かに不安定でした。
ベロンを擁してなお、中盤のパス回しは粗雑なものでした。
でもメッシはすごい。思っていた以上にすごかったです。
このチームがＷ杯で優勝できるとはとても思えないのですが、
それでもなお「メッシならなんとかしてくれるのでは」と思わせるだけのものがありました。
アルゼンチンは「チームとしては」弱いと思います。
それだからこそ、メッシがこのチームをどれだけの高みまで導いて行けるのか、
最後まで見届けてみたいものだと思いましたよ。

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