どこかと夜と蹴球と

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どこかと夜と蹴球と

[354]homare：2010/06/17(木) 22:33:22
【W杯2010　予選グループB】
アルゼンチン　４－１　韓国
アルゼンチンはやっぱり強かった。
ディフェンスラインのパス回しは危なっかしいですし、
攻撃ではサイドアタックがほとんどなくて中央突破ばかりと、
チーム全体のバランスはかなり歪なんですが、それでも強い。やっぱり強い。
今日の攻撃で光っていたのはテベスでした。
この人はボールを持ちすぎるところがあって、
前回大会などではそれでチームのリズムを大きく崩してしまうところがあったのですが、
今大会はなぜか彼のプレースタイルがぴたりとチーム戦術にはまっていますね。
マラドーナさんの用兵は決してオーソドックなものではないのですが、
それが逆にテベスにとっては良いように作用しているように見えます。
サッカーというのはデリケートなものですねえ。
韓国も韓国史上最強チームの名に恥じない戦いぶりだったと思います。
最後は点差が開いてしまいましたが、手も足も出ないという感じではなかったです。
やっぱりチャンスの数はアルゼンチンよりもずっと少ないのですが、
それでも自分たちからアクションを起こして相手を崩そうという意図が見えました。
さすがにまだ優勝候補国と互角に戦うところまではいきませんが、
90年代以前のＷ杯では通用しない韓国サッカーからは完全に脱皮した感じです。
そしてメッシですが今日もまずまずキレてましたね。
本当にこの人はボールを取られない。そして前を向いたら止められない。
相変わらずゴールからは嫌われてるみたいですが、大きな問題ではないでしょう。
ちょっと気が早いですが、決勝トーナメントで当たるであろう強豪国を相手にしたときも、
同じようにスバズバ行けるのかどうか、本当に楽しみです。

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