どこかと夜と蹴球と

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どこかと夜と蹴球と

[363]homare：2010/06/22(火) 01:03:07
【W杯2010　予選グループH】
チリ　１－０　スイス
チリといえば1998年大会のサラス＆サモラノの「ササ－コンビ」が印象深いです。
98年大会は決勝トーナメントに進出していましたから、
「ホンジュラス戦で44年振りの勝利」と聞いて「あれ？？」となったのですが、
98年大会の時は３分けで予選リーグを突破していたんですね。
でも98年大会の時のチリは攻撃的で面白いチームだったという記憶が残っています。
というわけでこの試合ですが、今までのところで、今大会で一番面白い試合でした。
試合を盛り上げた最大の要因は、やはりチリのアグレッシブなプレーでしょう。
「オープン攻撃」というのはよく聞く言葉ではありますが、
この試合のチリほどそれをよく体現しているチームもなかったと思います。
チリの選手は、とにかくワイドに、ワイドに、ワイドに振って攻撃を仕掛けていました。
その戦い方が選手全員に完全に意志統一されている感じでしたね。
フィニッシュのところで各選手がエゴイスティックだったのは残念でしたけど。
最後まで冷静さを保てていたなら、もう少し点差が開いていたと思います。
押されっぱなしのスイスも、自分らしい戦いが出来たのではないでしょうか。
退場者を出して一人減ってからも辛抱強く守って鋭いカウンターで反撃してました。
失点してからの猛攻も見応え十分でしたね。
ペナルティエリア内で小さなダイレクトパスをつないだあの決定機は決めてほしかった。
決まっていれば大会屈指のビューティフルゴールになっていたのではないでしょうか。
この両チームのどちらかが予選で去るとしたら、それは大変もったいないことだなあと思います。

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