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[395]homare:2010/06/29(火) 20:30:36
【W杯2010 決勝トーナメント一回戦】
オランダ 2−1 スロバキア
オレンジ軍団オランダの代名詞と言えば「攻撃サッカー」。これしかありません。
同じ攻撃サッカーを掲げるブラジルは「重厚」であり、スペインは「華麗」です。
そしてオランダの攻撃サッカーは何よりも「過激」。これしかありません。
いつだって見る者の心をワクワクさせるような異質さがオランダサッカーにはあるのです。
でも今大会のオランダは違いますね。良くも悪くも「大人のチーム」です。
過激に攻めない。過剰にリスクを負わない。バランスを重視する。
こうやって書くと当り前のことにしか見えませんが、オランダがやるとどこか物足りないです。
いつもならもっと攻撃に人数をかけての波状攻撃を見せるんですけどねえ・・・・・。
今大会のオランダは、前線のタレント2、3人だけで攻めるというスタイルみたいです。
でもまあ、その「タレント」というのは凄いです。まさに「本物」。
ファンペルシー、スナイデル、ロッベン、そしてカイトの四人がとにかく強烈。
控えにいるエリアやファンデルファールトやフンテラールもクセものです。
個々の力だけでも局面を打開できるし、決定的な仕事ができる。
なるほどこれなら守備を固めても互角以上の攻め合いが可能なわけですね。
というわけで守備を固めたオランダの前ではスロバキアは無力でした。
スロバキアにも注目選手はいたようですが、オランダのタレントには及ばなかったです。
「ちょっと上手い選手」と「試合を決める選手」の差というのは絶望的に大きいんですよね。
決勝トーナメントを勝ち上がっていくのはそういった選手を擁するチームのみなのでしょうきっと。
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0ch BBS 2006-02-27