どこかと夜と蹴球と

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どこかと夜と蹴球と

[402]homare：2010/07/03(土) 01:30:34
ところがややラッキーなゴールがオランダに生まれると状況は一変。
本当にガラッと試合の様相が変わってしまいました。
オランダは、イタリアやドイツと比べてメンタリティに問題があるとよく言われます。
圧倒的な技術を持ちながら、最後には我慢比べに負けてしまうタイプですよね。
その一方で「これは勝てる」と思ったときのオランダは強いです。
逆境には弱いが順境には強いのがオランダ。かさにかかって攻め立ててきます。
この試合でもそれがよく出ていましたよね。
２点目もまた、ややラッキーと言えなくもないゴールでしたが、
攻めにかかっていたオランダが、勢いでむしり取ったようなゴールでした。
そして追い込まれて精神的に切れてしまったのはブラジルの方でした。
フェリペ・メロがスパイクの裏でロッベンを踏みつけて一発退場。
相手にリードを奪われたからブチ切れたという、まさに最低の退場劇でした。
結果論ですが、これでブラジルの勝機はなくなってしまったのだと思います。
最後の最後のブラジルの猛攻を見ていたら、
「これは１１人だったら追いついていたかもしれない」と思ってしまいましたよ。
ていうか実際に追いついていたんじゃないですかね。
それを思うとあまりにも代償の大きい退場でした。
それにしてもねえ。
負けそうになったから、相手が気に食わないからって、スパイクで踏むかねえ。
世界トップレベルの選手がやるプレーじゃないですよね。
見ていて「子供じゃないんだからさぁ」って思ってしまいましたよ。

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