どこかと夜と蹴球と

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どこかと夜と蹴球と

[409]homare：2010/07/04(日) 01:13:14
【W杯2010　決勝トーナメント準々決勝】
ドイツ　４－０　アルゼンチン
Ｗ杯において幾多の名勝負を演じてきた両国ですが、
今回ほど両者の力の差が開いていたのは初めてではなかったでしょうか。
それくらいドイツは強かった。アルゼンチンは手も足も出ない感じでしたよ。
ドイツはとにかくパス回しが速い。
スペインのパス回しなんかは、中盤で細かく回しながら相手の隙を突いていく感じなんですが、
ドイツのパス回しはとにかく縦に速く力強くという感じですね。
さらに両翼も広く使っています。パスの出所がないから外にパスを出すのではなく、
あくまでもサイドから縦に仕掛けるためにパスを出している感じなんですよね。
本当に「怖さ」を感じるパスワークでした。
アルゼンチンも決して弱いチームではなかったと思います。
攻撃は単調ではなかったですし、メッシ頼りという感じでもなかった。
テベスやディマリアも鋭くエネルギッシュな動きをしていましたし、
本当にあの手この手を使って「秘術を尽くして」ドイツを崩しにかかっていましたが、
それでもドイツの最終ラインは最後まで決定機らしい決定機を与えませんでした。
ドイツが勝つべくして勝った試合でしたね。10回試合をやれば9回はドイツが勝ったでしょう。
それにしてもメッシは最後まで輝けなかったですね。
所々で「上手いな」と思わせるプレーを見せてくれたんですが、
それでもゴールの匂いを感じさせるプレーはほとんどありませんでした。
上手いんですけど「何かが足りなかった」という印象はぬぐえません。
アルゼンチンもまた、敗れるべくして敗れたような気がします。

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