どこかと夜と蹴球と

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どこかと夜と蹴球と

[414]homare：2010/07/07(水) 20:22:10
さて。ここから話はちょっと変わるんですが。
この日のオランダの戦いぶりとウルグアイの戦いぶりは好対照でしたよね。
あくまでも自分達でボールを回して、自分達からアクションを起こして攻めるオランダ。
相手にボールを持たせて、がっちりと守り、リアクションサッカーで攻めるウルグアイ。
どちらのサッカーが好きかで、その人のサッカー観みたいなものがわかるかもしれませんね。
さて、では日本代表はどちらのサッカーを目指すべきなのでしょうか？
私は今大会の日本代表は、持っている力以上のものを発揮した大健闘だったと思いますし、
そういった戦いをした選手やスタッフを素直に称賛したくなるのですが、
サッカー評論家の中には、今回の日本代表のサッカーを「守備的でつまらない」と断じて、
「スペインのようなアクションサッカーを目指すべき（たとえ負けても）」とする意見もあるようです。
まあ、どちらの意見もよくわかります。
自分の自己主張のために過剰に日本代表を貶めるような評論家は論外ですが、
（しかし今回の大会ではそういう人が目立ちますねえ。なんとかならないのでしょうか）
「華麗なパスサッカーを目指してほしい」というのは一つの意見として尊重できると思います。
そして今大会の岡田監督が、そういった華麗なサッカーを志向しなかったことは明らかです。
そしてまた、今大会の日本が堅いサッカーで成功を収めたのも事実です。
「ベスト１６は成功ではない」という意見は説得力がないでしょう。世界に笑われますよ。

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