どこかと夜と蹴球と

現在この掲示板は一時停止しております
本掲示板をご利用の皆様はこちらへお越しいただくようよろしくお願いします

皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ありません

どこかと夜と蹴球と

[424]homare：2010/07/12(月) 06:54:11
オランダは負けるべくして負けたという感じです。力負けでした。
堅く守るところまではプラン通りでしたが、前線が点を取れなかった。
ロッベンが決めていれば・・・・・・というシーンもいくつかあったのですが、
結果的にＧＫを含むスペインの守備陣が上回ったということなのでしょう。
オランダは中盤でスナイデルが沈黙を強いられたのも痛かった。
中盤の中央部はスペインに完全に抑えられていたいたので、
オランダとしても攻めのバリエーションが作れなかった感じです。
ﾌｧﾝﾍﾟﾙｼｰも最後まで凡庸な出来でしたし、点が取れる雰囲気が薄かったです。
交替選手も生きなかったですし、スペインとの層の厚さの違いも感じました。
イエローカードが溜まったディフェンス陣も、最後の最後で仕事ができなかった。
やはりスペインのボール回しがボディブローのように効いていたのでしょう。
最終スコアこそ１－０でしたが、かなり必然性の高いスコアだったと思います。
むしろオランダはよくぞ延長戦まで粘ったなという感じでした。
そういう意味ではやはり今のオランダは極めて現実的だったと言えるでしょう。
ここまで勝負に徹するというのもなかなかできることではありません。
勝っていたら世界の悪役だったかもしれませんが、
悪役を演じるだけの強いキャラクターを持ったチームだったと思います。

前次