どこかと夜と蹴球と

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どこかと夜と蹴球と

[425]homare：2010/07/12(月) 06:54:58
さて。
スペイン優勝で幕を閉じた大会でしたが、今後の世界サッカーはどうなるのでしょうか。
スペインのサッカーは誰もが憧れるような華麗なものですが、
誰でも真似できるような簡単なものではありません。
技術のないチームが真似すれば、簡単に負けてしまうサッカーでしょう。
そういうわけで、そう簡単にはこのサッカーが主流になることはないと思います。
90年代初頭にセンセーションを起こしたサッキ監督のACミランのサッカーだって、
結局のところ他に真似できたチームはどこにもなかったように記憶しています。
むしろ、今季のインテルや、今大会のオランダみたいなチームが増えるかもしれません。
我らが日本代表だって、アジアで輝きを放っていたパスサッカーを捨てて
堅守速攻スタイルに切り替えたところで大きな結果を残したわけですからね。
こういった堅くて負けにくいスタイルは永遠に不滅なのだと思います。
でも。でもだからこそ、このスペインのスタイルは偉大なのです。
このスタイルでＷ杯を制したという事実は、驚異的であり、偉大なことなのです。
本当にすごいチームです。どれだけの敬意を払っても足りないくらいです。
こういったチームをリアルタイムで見れたことは本当に幸運だったと思います。
このチームは74年のオランダや82年のブラジルとはまた違った意味で
大きく違った意味で、永遠にＷ杯の歴史に残るのだと思います。
こんなチャンピオンは二度と生まれない。私はそう思います。

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